女 48歳「大型自動二輪免許」取得にチャレンジ!
「始まりは。。」
主人がハーレーに乗っており「美味しいものを食べに行こう!」と誘われ、タンデムでツーリングに行ったことが全ての始まりでした。ツーリング中、私と同じ40代~60代くらいの女性が多いのに驚きました。「私でも免許取れるかも?」なんて簡単に考え、さらに主人の前で「免許に挑戦してみようかな・・・」発言をしてしまい・・・。もうそうなると主人の勢いが止まらず、免許取得までのスケジュールが出来上がってしまいました。
小笠原教習所は自宅にも近く、主人から様子は聞いていたので早速申し込みにいきました。いざ、教習所に行ってみるとスタッフも教官も優しそうで「これならいけるかも!」と、まだ知らぬ教習にわくわくしたのを覚えています。
「いざ教習スタート・・」
私は普通自動二輪免許もありませんでしたから、31時間のバイク教習+学科が必要でした。初日は400ccのバイクの引き回しや起こし方を土屋教官から教えて頂きました。ダンディで優しそうな教官でちょっと安心したのも束の間。初めてバイクの重さを実感。一気に心が折れました。「バイクってこんなに重いの!」「免許無理」というのが本音でした。更にバイクを車庫へ入れる際に倒してしまい・・もう48歳・・限界。でもこのままじゃ終われない!
教習ごと教官は交替し、適切なアドバイスや指導を受けます。それぞれ個性的な教官ばかりで教習の度に、ちょっと楽しい!優しくて面白い出海教官。小笠原で一番イケメン、笑顔が素敵な西川教官。厳しいけど技術の高い平岩教官(一本橋に3分も乗っていられると聞いて「神」と思いました。)判りやすい説明で一本橋を落ちなくしてくれた「超」穏やかで優しい野中教官。教習中、教官の後ろに乗せていただく事が度々あります。私を後ろに乗せ八の字練習であり得ない角度にバイクを傾ける「攻めの」藤巻教官。途中からあまりの凄さに絶叫マシーンなみの悲鳴を上げてしまいました。でもそのお陰で苦手なクランクを克服することが出来ました。
一番辛かったのが上手くバイクをコントロールできず、教官に指摘され、とことん落ち込んだ時でした。そんな私の様子に気付き、励まして下さった今橋教官にはとても感謝しています。軽い気持ちで免許にチャレンジしたものの、上手く扱えないもどかしさに帰りに悔しくて泣いた事も。でも今橋教官はご自身の経験を含め、走る事に対して何がダメかをきちんと説明して下さいました。お陰でその後は無駄な力も抜け、とても走りやすくなりました。
「ついに来た卒業検定」
検定の日を迎え、緊張もピークで手が震え・・でも課題に対して教官から頂いたアドバイスを思い出して、何とかクリアーしました。合格は嬉しかったのですが、慣れ親しんだ教習所に通えない寂しさも少しありました。私の合格を受付の吉崎さんや今橋教官が本当に喜んで下さった姿もまた嬉しく、ちょっとうるうるしてしまいました。やっぱり聞いていた通りのあたたかい教習所だなと。
免許センターに向かいながら、大型自動二輪の免許を持つ事を実感しつつ、その責任の重さも考え、時間はかかってもしっかりとしたドライバーを目指そうと思いました。
バイクに乗りたいと考えている女性には是非、勇気をもってチャレンジしてほしいと思います。48歳の私でも取得できましたから(^_-)-☆小笠原教習所は優しくサポートしてくれるので安心ですよ!
本当に楽しい教習でした。小笠原教習所の皆様、お世話になりました。